がんばる女子大学生のブログ

立派な大人になるため頑張っています。

関東にひとり残された大学1年生の実態

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こんにちは、るん(仮)です。
今回は、大学進学のため今年度関東で一人暮らしを始めたものの、コロナウイルスのために思い描いていた大学生活ができていない、というお話です。

すべてオンライン授業のままで、前期終了

関東で一人暮らしを始め、大学に行ったのは入学当初に資料をもらうためと個人面談のための2・3回のみ。
コロナウイルスの収束を待っていましたが、それはまだ先になりそうということで、4月中旬からオンライン授業が始まり、そのまま4ヶ月ほど経過し、前期が終了しました。

配信されるpdf形式やパワーポイントの資料を読んだり音声ファイルを聞いてレポートを提出したり、教科書で勉強して宿題の問題を解いた用紙を写真撮影して提出したり、1週間に1回Zoomの授業があったりなかったりといった、様々な形でのオンライン授業でした。
前期の成績は、出席やレポート、期末試験などで決定しました。
大学の先生は試行錯誤して方法を考えてくださったようです。

私はパソコンスキルが乏しかったために色々苦労しましたが、なんとか単位を落とすことなく、ついていくことができました。

4月に関東入りしてからすぐにバイトを始めていたため、日中はオンライン授業を受けながら掃除や洗濯といった家事、夕方からバイト、という日々を過ごしました。
私のバイトは接客業などではなく、作業のような仕事内容です。ですので、新しい出会いや発見はあまりなく、単調な毎日でした。

大学生になったら、サークル活動、ボランティア活動、国内や海外旅行など、たくさんの楽しいことがしたいと思っていました。今のところ、全然実践できていません。
それを思い、時々悲しくなりました。
ひとり関東に出てきたため、友達は近くにいません。
笑うことも減ってしまいました。

ひとりで迎えた2ヶ月間の夏休み

私の大学は夏休みが縮小されることはなく、2ヶ月間夏休みが確保されました。前期授業があると、日中はオンライン授業に取り組みます。しかしそれがなくなると、日中は非常に暇になってしまいました。私のバイトは夕方以降しか入れなかったためです。

実家に帰りたくても、帰るわけには行きませんでした。
それは、関東で一人暮らしをしているためです。
帰省することには、コロナウイルスが流行している今、リスクが伴います。
また、バイト先からも帰省は控えるように言われていました。

夏休み前半は、何もすることがなく、また、関東の慣れない暑さに参ってしまいました。唯一の楽しみは、自分の好きな時間に好きな方法で、掃除や洗濯、料理をすることでした。
スーパーのチラシや実際の値段を見比べて買い物をしたり、節約が楽しいと感じるようになりました。好きなご飯を作り、ユーチューブを見ながらゆっくり食事をすることは1日に3回のお楽しみ時間となりました。
また、友達と出かけたり洋服を買うことがないため、バイトでお金を稼ぐことができました。ある程度の貯金はしますが、週に1度、ひとりで外食に行くことも至福の時間です。美味しいと評判が良いレストランを探し、少し遠くてもそこへ行き、美味しく味わうのです。

地元の家族・友達が心の支え

ひとり地元から離れて暮らしているなか、私の心を支えてくれたのが、家族と友達でした。

両親は今、兄は社会人となり自立しているために2人で暮らしています。2人は私が寂しくないようにか、頻繁にメールを送ってくれます。愛犬と公園に散歩に行って撮った写真も送ってくれます。これは、本当に嬉しいことでした。私は毎日のようにその写真を見返しては、笑顔になります。

また、ある日、母親が友達と連絡はとったほうがいいよ、とアドバイスをくれました。
それまでの私は、ほとんど中学・高校の友達と連絡をとっていまっせんでした。1ヶ月に1回、コロナ大丈夫?といった内容のラインのやり取りをする程度でした。
特に高校3年生のときは、勉強ばかりであまり友達と遊ぶこともありませんでした。ただ、一緒に行動する仲の良い友達や毎日のように塾で一緒に勉強をした友達はいました。
そこで私は、勇気を出して同じ塾だった友達2人にグループラインで話しかけました。
すると2人はすぐに話に参加してくれました。
大学どう?や、大学生らしいこと何もできてないよね、旅行とかたくさんしたかったよね、という話をした後、友達がZoomしない?と言ってくれました。
私はその時、とても嬉しかったです。すぐにやりたい!と答えて、数日後にZoomをすることになりました。

そのZoomは、本当に楽しかったです。
2時間ずっと笑っていました。
しばらく笑っていなかったので、頬の筋肉に違和感を感じたくらいです。
持つべきものは友かな、と思いました。
大学の話をし、バイトの話をし、春休みに海外旅行をする約束もしました。

友達と話すことを促してくれた母親に感謝し、勇気を出してラインをして良かったと思いました。

もし、私のような状況に置かれている人には、友人とやり取りをすることを本当におすすめします。

また、このブログを読んで、このような思いを抱いて暮らしている大学生がいるのだと知ってもらえたら嬉しいです。