がんばる女子大学生のブログ

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摂食障害体験記 14 〜退院後の通院〜

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こんにちは、るん(仮)です。
今回は、前回の「摂食障害体験記13」に続き、摂食障害として入院し、体重を増やして退院し、高校に復活した時以降のお話です。興味のある方はぜひ、私の「摂食障害体験記」を順にお読みください。

月に一度の通院

退院後は、月に一度、病院に行かなければいけませんでした。理由は、私が痩せないようにするためです。病院に行くと、当然のことながら、体重測定をします。平日に高校を早退して病院に直接行っていたため、制服のまま体重を測りました。そして、採血をします。採血の結果は、30分程度でわかるので、その結果が出てから担当医の診察があります。
診察と言っても、大したことはしません。私が入院したのは精神科病棟ですから、担当医は精神科医です。そのため、診察室でただ話をするだけでした。話の内容は、最近学校はどう?といったことでした。私は、担当医が嫌いだったので、愛想なく、別に普通ですと答えていました。十分な食事ができているか、というような質問にも、普通ですと答えていたと思います。もっとしっかり答えなさい、と思うかもしれません。しかし、当時の私は、それが精一杯出来る限りの受け答えでした。
病院には、毎回母と一緒に行きました。まずは私と担当医の二人で話(診察)をし、その後母と担当医で話をしていました。二人で何を話していたのか、それはわかりませんし、怖くて今でも母に尋ねることはできません。想像するに、私の様子、食事量であるとは思います。

通院によって

おわかりだとは思いますが、この通院によって、痩せることはできません。ある体重を下回ったらまた入院になる、と退院時に言われていました。そこまで落ちることはなくても、体重が減少していたら、何かしらの治療が入ったと思います。ただ、私はもう二度と入院したくないと思っていたため、痩せることはありませんでした。
また、採血があるため、身体に変化が起きているときはすぐに分かります。採血では、私は知識がないので詳しいことはわかりませんが、血糖からタンパク質まで色々と数値で表れるからです。前回の採血の結果や、平均値と見比べながら、担当医は身体の内側の変化をチェックしていました。

担当医が嫌いな理由

ちなみに、私が担当医が嫌いなのは、その人の人柄や性格のためではありません。辛い入院の引き金を引いた人物の一人であり、私はその人に対して意見を述べたりすることはできずに、ただ治療に従うことしかできなかったからです。簡単にいえば、弱みを握られていたからですが、言葉にできないもっと複雑な感情があって、嫌いでした。実を言うと、入院前から退院後、そしてもう病院と関わりがなくなった今でも、いい思い出はなく、嫌いなままです。
私はその人に対しては、終始無愛想、ぶっきらぼうな態度をとっていました。今は反省するときもありますが、その時はどうしようもなかったと自分に言い聞かせています。

今回は、この月に一度の通院についての話だけにします。最後までお読みいただきありがとうございました。摂食障害についての理解が広まればいいと願っています。