がんばる女子大学生のブログ

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拒食症からの過食症がかなりツライ理由〜自分の価値とは〜

こんにちは、るん(仮)です。
今回は、私の体験談ですが、拒食症を体験したからこそ過食症になったときにツライという理由についてお話していきたいと思います。

過食症の時は自分が嫌い

過食症の人は、多くの場合、過食をする自分が嫌いです。
無心に食べ物を詰め込む最中に自分が嫌いな場合も、食べている時は無心だけれど食べ終わった後に自分の姿を鏡で見て、あまりの醜さに苦しくなる場合も、常に食べ物のことばかり考えている自分が嫌になっている場合もあります。

さらに症状が強くなると、自分のことが嫌いすぎて自分がこの世に生きている意味がわからなくなってくることもあります。これは、学校や仕事、人間関係などで何かしらのストレスを感じていることが多いと思います。
また、相談する人がいないことや、趣味などのストレスを発散する機会がないことも、自分が生きている価値がわからなくなってしまう原因の1つだと思います。
誰かに相談したり、家族や友達と楽しく過ごす時間があれば、自分が必要とされていると感じたり、自分がいなくなったら悲しむ人がいる、という考えに至ることがあるからです。また、趣味や推し活など日々の生活の中に楽しみがあれば、その楽しみを失いたくない、その楽しみのために頑張る、ということができるからです。

自分のことが嫌いになる原因は様々なものがありますが、それはさておき、ここからが本題です。
冒頭に述べたとおり、過食症になった時に自分のことが嫌いになるのは、拒食症を体験してから過食症になった場合のときのほうが、断然その度合いが大きいです。

拒食症の時は、綺麗になりたい気持ちがあった

拒食症の引き金は、ダイエット、つまり綺麗になりたいという気持ちであることがほとんどです。思春期やせ症ともいわることもあり、思春期に周りの人の視線が気になり、自分の体型を気にし始め、太ることが怖くなり拒食症になるというルートが多いと思われます。

そのため、拒食症の時は太りたくないと考え自分で食事量をコントロールします。綺麗になりたいから、他の人よりも痩せたいから、華奢な可愛い人になりたいから、あまり食べないのです。空腹を感じることもありますが、その状態が段々と普通になってきます。

痩せ方は知っているのに

拒食症になり少しずつ痩せてくると、「やればできるじゃん自分」と思い始めます。
そして、「努力して痩せている自分はすごい」とも思います。
まさにこれらが、過食症になった時に自分をさらに苦しめる要因なのです。

努力すれば痩せることを知っている。まさに自分で体験している。
だからこそ、過食症になった時、食事をコントロールできない自分に苛立ちを感じる。
食べなければ痩せると知っているのに、それができない。
前は余裕で我慢できていたのに、今はできない。
周りの細い子は食べてないから細いとわかっているのに、それができない。

かつて自分ができていたことができなくなった自分が嫌いになる。
綺麗になろうと努力したいのに空回りする自分が嫌いになる。
細かった頃の人生は楽しい思い出が多く、太った今は自分の体型に自信がなくて何事も心から楽しめない。

自分の体型に極度にコンプレックスを持っていると、人生が楽しくありません。
そして、紆余曲折の思考を経て、自分の価値がわからなくなってきてしまうのです。

今回は、ここまでで終わります。私の拒食症と過食症の経験から導いた考えをまとめました。摂食障害の原因・解決策は人それぞれです。現在摂食障害を克服中の方の心の支え、解決策が見つかることを願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。