がんばる女子大学生のブログ

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お米を食べられないマインドの違い〜拒食症の時と過食症の時〜

こんにちは、るん(仮)です。
今回は、私が拒食症のときにお米を食べられなかった理由と、過食症のときにお米を食べられなかった理由について、お話していきたいと思います。

拒食症のときにお米が食べられなかった理由

まずは、拒食症のときにお米が食べられなかった理由についてです。
拒食症のときにお米(ここで言うお米とは白いご飯や玄米、お餅などのことです)を食べられなかった理由は、ご想像の通り、お米=炭水化物=太ると考えていたからです。炭水化物は悪だと思っていました。
パンや麺類も同様に炭水化物=悪だと考え、基本的に食べていませんでした。

なお、私が拒食症のときは、肉類もほとんど食べていませんでした。肉類も悪に近い食べ物だと考えていました。



過食症のときにお米が食べられなかった理由

次に、過食症のときにお米が食べられなかった理由についてです。
理由は2つあり、1つ目はお米は炭水化物であるためすぐに太ると思っていたこと、2つ目は過食のスイッチが入るのが怖かったこと、です。

先に伝えておきたいのですが、私の過食症には、様々な段階がありました。詳しい段階については、今後まとめるかもしれませんが、お米を食べていた段階と食べていなかった段階がありました。

まず1つ目の理由、お米は炭水化物であるためにすぐ太ると思っていたこと、について説明します。
これはお米を食べていなかった段階の過食症のときのお米が完全に食べられないマインドの理由です。

過食症は、食べることに歯止めがかからなくなります。お腹がはち切れそうなほど食べ、苦しくなってから後悔します。当然ながら、この自分の行動が太ることはわかっています。しかし、食べることはやめられないので、できるだけ太らない食べ物でお腹を満たそうとします。
私の場合、俗に言う脂肪燃焼スープを4人分くらいの分量で作り、一度に全部食べてしまうことが頻繁にありました。次第に、野菜のような食材では満足できなくなってくると、パンを大量に食べました。他にも様々な食べ物でお腹を満たそうとしましたが、お米を食べられなかった段階にいるときは、決してお米には手を出しませんでした。
野菜はほとんどが水分だと考え(イモ類は野菜ではないと考えていました)、パンは軽いからお米よりはマシだと考えていました。

つまり、あらゆる食べ物のなかで、お米が最も太りやすい悪の食べ物だと考えて、手を出さなかった(食べられなかった)のです(ここでは食べ物に含まれる油類はカウントしていません)。
これが、私が過食症のときにお米を食べられなかった理由の1つでした。

2つ目の過食のスイッチが入るのが怖かった、という理由について説明します。
これは、私が過食症のピーク時を超えたときで、お米を食べていた段階の過食症のときの、お米が少ししか食べられないマインドの理由です。
過食症のピーク時は、空腹を感じるとすぐに、もしくは空腹を感じないように、ひたすら食べ物を詰め込んでいました。ピーク時を超えると、少しずつ過食の頻度は減少し、普通の食生活を送れるようにするためのお米を食べ始めました(お米に対する恐怖心は薄くなってきていました)。これは過食症がかなりおさまってきているときのことです。しかし、週に2〜3回、過食モードに入ってしまうことがありました。

この過食モードのスイッチを押す食べ物が、お米であることが多かったのです。完全なスイッチがお米ではなくても、少しずつ食べることに歯止めがきかなくなってきているときに、お米に手を出してしまうともうアウト、その場にあるお米が2合だろうが3合だろうが、全て食べてしまいました。

そのため、このお米が少ししか食べられない段階のときは、一日中忙しくなる・昼食を取るタイミングがないかもしれない・大学でテストがある・・・などということとわかっていたときの、朝のエネルギーチャージとしてお茶碗一杯分のお米を食べているような感じでした。
特にこのようなよく動く日ではなく、ずっと家にいるようなときにお米を食べると過食スイッチが入ってしまう、だからお米が食べられない、ということでした。

今回は、拒食症のときと過食症のときの、お米が食べられないマインドについて説明してみました。拒食症のときのお米が食べられない理由は、単純だったと思いますが、過食症のときのお米が食べられないマインドについては理解しにくかったかもしれません。
私の過食症には色々な段階あり、その時時の考え方が違ったからです。
同様に、過食症でも拒食症でも、症状や考え方は人によってバラバラです。ですので、摂食障害(拒食症、過食症)の人が一概に今回私が述べた考え方を持っているわけではありませんので、その点は理解していただきたいと思っています。
拙い文章だったかとは思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
摂食障害について少しでも理解が広まればいいなと願っています。