がんばる女子大学生のブログ

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アルバイト チェーン店か個人経営店どちらが良いか

こんにちは、るん(仮)です。

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アルバイト チェーン店と個人経営店のメリット・デメリット

大学生の皆さん(それ以外の方も)、アルバイトを何にするか考えたことはありませんか?私も大学生になり一人暮らしを始めた際、アルバイトをどうするか大変悩みました。
ということで、今、チェーン店と個人経営店の掛け持ちバイトをしている身として、両方のメリットとデメリットを紹介します。

チェーン店

私は、チェーン店と言いますか、関東に多数存在する大手企業のスーパーの惣菜部門でアルバイトをしています。ですが今回は、惣菜部門に限ったことは省き、スーパー内の全部門に共通する部分についてのメリットとデメリットを紹介します。

チェーン店:採用まで

チェーン店はまず、アルバイト採用時に、しっかりとした面接及び説明があります。
私は、アルバイトしたいという旨の電話を募集広告に載っていた電話番号に電話をし、その数日後に予め聞いていた必要なもの(銀行の手帳や身分証明書、印鑑、住民票のコピー等)を持参し、直接店舗に伺い面接が行われました。白いブラウスに黒いパンツといった格好で行きましたが、この程度で良かったと思います。カジュアルすぎも、しっかりとしたスーツもあまりふさわしくないと思います。

面接では、お店の企業形態や仕事内容、規則などについての簡単な説明がなされました。その場で履歴書のようなものも記入しました。
私の場合は、その場で採用が決定し、制服等の用意が整う数日後に初出勤する流れとなりました。

チェーン店:採用後

初出勤の日は、更衣室で制服に着替えたあと、まずタイムレコーダー(タイムカード)の入力方法を教わりました。出勤・退勤時にタイムレコーダーを押します。ここがチェーン店と個人経営店の違いの1つ目です。チェーン店では、何日の何時何分に出勤し、何時何分に退勤したのか、働く全員分がデジタルデータとして記録され、毎月末に確認します。そして勤務時間に忠実にアルバイト代が出されます。

タイムレコーダー入力後、一通り仕事内容の説明を受けました。当然ながら1日で覚えられるわけはないため、最初の数週間は先輩(上司)の方に一つ一つ教わりながら仕事をします。この点は個人経営店も同じです。

チェーン店のデメリットとしては、シフトの融通がきかない点です。
事前に希望休をマネージャーに伝え、マネージャーがそれをもとにシフト表を作成します。希望休をたくさん出せないうえ、シフト確定後に、個人の私的な理由でこの日はやっぱり休みたい、といったことになると、多くの人が働いているために迷惑がかかってしまいます。

また、しっかりとした企業で働いているという自覚が必要です。1人の言動が他県にもある多くの店舗に影響を及ぼしかねません。
上司にも正しい敬語を使い、マナーもしっかりとし、失礼のないようにしなければいけません。
これを、良しと捉えるかか悪しと捉えるかはその人次第です。

チェーン店:コロナウイルス対応

ここで、現在に限った話となりますが、コロナウイルス対応についても触れておきます。
私の働くチェーン店では、出勤時のタイムレコーダー入力時に同時に体温・体調の記入が義務化されました。旅行や冠婚葬祭などで県外に行く際には、必ず店長に報告し、帰宅後数日は自宅待機が必要となりました。希望すれば、企業が費用を少し負担し、自己負担分は少なめでpcr検査も受けられます。
また、更衣室及び休憩所使用時には、入室時間と退室時間を自分の名前とともに台帳に記入することも義務付けされました。これは多くの人が働いており、万一コロナウイルス感染者が発生した場合、誰が濃厚接触者となるかすぐに見つけ出せるようにするためとのことです。

さらに、従業員がコロナウイルスに感染するとお店の経営に負担がかかる、お店を経営できているのは従業員のおかげということで、企業からわずかではありますが支給金や支援物資(マスク等)がありました。

そして、コロナウイルス関連ではありませんが、インフルエンザワクチンを受けるようにすすめられ、領収書を提出すればワクチン接種費用は企業が負担してくれるといったこともありました。

個人経営店

続いて、個人経営店についてです。
私は、個人経営の蕎麦屋でも働いています。現在の店長は2代目の方ですが、1代目の旦那さんも一緒に働いています。
厨房では、1代目の旦那さんと2代目の店長さん、店長さんの奥さんと正社員の方一人が料理を作っています。
ホールは奥さんが時々手伝ってくださりますが、アルバイト2・3人で対応する、テーブル席15席程度とカウンター席数席、といった規模のお店です。

個人経営店:採用まで

私がこの蕎麦屋で働こうと思った理由は、家から徒歩5分程度の距離であったこと、アルバイト募集の張り紙がしてあったことです。


まずはどのようなお店なのか下調べのような感じで、お客さんとしてお店に行き、食事をしました。食べ終わったときには閉店時間間際であり、他にお客さんはおらず、お店の雰囲気も良かったため、会計時にここでアルバイトをしたい、と申し出ました。
するとすぐに、厨房から店長さんが出てきて、面接をしましょう、となり、そのままテーブル席で面接が行われました。
面接といっても、週何日程度、何時間働けるのか聞かれ、簡単な仕事内容の説明を受けました。その場で採用が決まり、住所と連絡先を伝え、数日後に出勤、来てください、とのことでした。

個人経営店:採用後

初出勤日から、開店準備とホールでの接客をしました。
開店準備では、具体的にはホールではトイレ掃除をし、窓・テーブル・椅子等を拭き、厨房では付け合せの準備といった簡単な料理の準備を一つ一つ丁寧に教わりながらやりました。
ホールでの接客は、レジ打ちはある程度慣れてからとのことで、お客さんの案内をし、お冷を運んで注文を聞き厨房に伝え、料理を運び、食後の片付けなどが主な仕事内容でした。
接客は初めてで、不安でしたが、難なくこなすことができました。
個人経営店であるため、接客のマニュアルといったものはありませんでした。しかしこのおかげで、臨機応変柔軟な接客ができるのです。

今となっては反射的にいらっしゃいませ、お伺いします、ありがとうございました、等の言葉が笑顔とともに口から出てきます。

また、個人経営店であり、長年続いているため、地元のお店という色合いが強く、常連さんも多くいます。半分近くが常連さんと言えるかもしてません。常連さんとお店側の方がよく親しそうに話をしています。

 

お客さんが長居をして勤務時間が長引いても、早めに仕事が終わっても、何時間と決められている通りにアルバイト代が出ます。また、銀行口座への振り込みではなく、現金手渡しです。

 

この個人経営店では、私の他に大学生のアルバイトの先輩が3人、主婦の方が1人働いています。シフトは、話し合いで希望を出し合い決定します。急なシフト変更をお願いしても、仲が良いためにそこまで大変な事態にはなりません。
厨房の方もホールの方も、全員が仲良しです。開店準備中やお客さんが少ない時間帯、閉店作業中には雑談をし、とても楽しい時間を過ごせています。
さらに、仕事がすべて終わると、全員で一緒に食事をします。メニュはー蕎麦が多いですが、当然美味しく、またその時のおしゃべりが楽しいのです。用事があったりする場合はお持ち帰りメニューを作ってくださいます。優しい旦那さんから果物を頂いたり、ケーキを焼いてくださったり、アルバイトの方が持ち寄ったお菓子でプチパーティーのようなこともあります。店長さんと奥さんの子供も加わることもあります。

アルバイトの主婦さんとの話の中で、最近寒くて電気ストーブを買おうと思っている、といった話をすると、使ってないのがあるからあげるよ、と言われて頂いたときは驚き、とても感謝しています。

以上のように、個人経営店の良いところは、規模が小さく働く人全員が仲良しである点です。
やはりチェーン店と違い、コロナウイルスなどへの形式的な対応法はありませんが、私はその点は全く気になりません。個人経営店のデメリットは、今のところ見つかっていません。

結果 

チェーン店と個人経営店の比較のつもりでしたが、あまり上手くできませんでした。
ただ、私の個人的な意見としては、個人経営店の方をおすすめします。ですが、両方経験することも、良い社会勉強になると思います。

また、どのような業種のアルバイトであっても、家からの通いやすさとアルバイト先の雰囲気は大変重要です。今日もバイトか、面倒だな、と思い始めたら危険なサインです。心身ともに疲労が蓄積してしまいます。


私に限った内容を盛り込みすぎてしまい申し訳ありません。チェーン店でも個人経営店でも、そのお店ごとに状況は違います。ですが、私の今回の話が、アルバイト選びに迷っている方への参考に少しでもなれたら嬉しいです。