がんばる女子大学生のブログ

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拒食症と過食症に対する社会の目の温度差

こんにちは、るん(仮)です。

今回は、拒食症と過食症に対する社会の見方の違いについて考えてみたいと思います。

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拒食症と過食症は切っても切り離せない

摂食障害は、主に拒食症と過食症の二つの症状があります。そして多くの場合、摂食障害になるとこの両方を経験すると言われています。中には、食べ過ぎて、罪悪感から絶食して、また食べ過ぎる、と言ったループに陥る人もいます。実際に私も、ダイエットが拒食症に発展し、ガリガリにまでやせて、その後過食症になって世間からは太っていると見られる体型になりました。

拒食症で痩せている人に対する社会の見方

ここから先はあくまで私の体験談と、SNSなどに書き込まれているコメントに基づく見解です。拒食症で痩せている人は、社会から温かい目で見られることが多いです。例えば、時間をかけてゆっくり食べていこうね、といった感じです。私が拒食症だったときは、受験の前後だったため、受験のストレスかな、あまり自分を追い込まないでね、というように見られていました。温かい目というか、不憫に思ったり、同情の気持ちも含まれていることもあると思います。もちろん、痩せ過ぎて気持ち悪い、もっと食べなよ、というコメントを見かけることもあります。しかしそれは、少数派です。

過食症で太っている人に対する社会の見方

拒食症とは異なり、過食症の人は、社会から冷たい目で見られることがほとんどです。太っている人は、自己管理能力が劣っている、だらしない、と見た目で判断されます。外見からでは、過食症だということがわからないからです。また、過食症がどのような病気かという理解が進んでいない、ということもあります。ただ美味しいものが食べたくて食べ過ぎているのではないのに…と私は思います。食べているだけでなく、日々の生活にも不自由があり生きにくい、辛いというのに…とも思います。心理的な部分で何らかの原因があります。ただ、この病気は複雑なので説明が難しく、説明したとしても分かってもらえない可能性が高いです。なこで、ただ食欲に負けているのではない、ということだけでも、声を大にして社会に言いたいです。

おわりに

拒食症も、過食症も同様に辛いです。拒食症でガリガリの時は、体力がなくて生活するのがやっと、頭はボーッとしています。過食症の時は、これ以上食べたダメだと分かっているのに、少しの空腹も耐えられなかったり、はちきれそうになるほど詰め込まないと不安で仕方がなかったり、でもこれを誰にも分かってもらえなくて…。

私が体験したのは摂食障害ですが、その他にも、病気の理解が進んでいなくて苦しんでいる人がいるのではないかと思います。自分が摂食障害になったからこそ、このようなことに思いを巡らせることができるようになりました。誰もが生きやすい社会ができてほしい…と思います。