がんばる女子大学生のブログ

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摂食障害とSNS

こんにちは、るん(仮)です。
今回は、私が最近考えていること、摂食障害に対するSNSのメリットとデメリットについてのお話です。

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SNSの発達

2000年代に入りスマートフォンが普及し、更に2010年以降、IstagramやTikTokが若者を中心に人気になり、多くの人が利用しています。私は現在大学生ですので、Z世代、デジタルネイティヴの世代です。つまり、物心ついた頃から、そしてスマートフォンを持ち始める中学生や高校生の頃にはもうこれらのSNSは発達しており、利用するのが普通というような時代でした。しかしそんな中、摂食障害になってからは、そのSNSをただ楽しいと利用するだけでなく、他の視点から考えるようになりました。今回は、摂食障害に対するSNSにものメリットとデメリットを、自分自身の体験をもとに挙げていきたいと思います。

SNS摂食障害に対するメリット

・悩みを匿名で発信できる
SNS上かどうか、匿名かどうかなどは関係なく、悩みを発信することは、自分自身の現状や感情を客観視したりまとめることができ、結果的に良い方向に向かうことが多いです。

・同じ悩みを抱える人と共感し合えたり、苦しいのは自分だけではないと思える
⇒例えば、爆食や過食をしてしまったことを発信すると、それに対して「私も」「わかる、気がついたら全部食べてる」といったコメントが寄せられることが多いです。

・病気や悩みを克服して乗り越えた人のアドバイスなどにアクセスできる
⇒経験者のみならず、精神科や管理栄養士など、専門的な視点からのアドバイスにも出会うことができます。

SNS摂食障害に対するデメリット

摂食障害のことを理解していない他者から批判される
⇒例えば、「デブ」「太り過ぎ、痩せたほうがいい」「ガリガリ過ぎ」「痩せすぎ、もっと食べたほうがいい」といった心無い言葉をダイレクトに受けたり、自分に対してではなく他者に向けられたものだとしても、それらを目にするだけで傷つきます。

SNS上の写真は、圧倒的に痩せている人やいわゆる美人の写真が多い
⇒自分に自信がある人のほうがより多く自分の写真を発信する傾向があると思うので、これは仕方のないことだと私は思いますが・・・。
⇒それらの写真を見る人は、そのような痩せている体型が普通だと思い込んだり、好む可能性があるでしょう。
⇒コメント欄で、「これぐらいの体型が理想」「もっと細いほうが好み」とったやり取りを見たことがある人も多いと思います(TikTokなど)。

摂食障害やダイエットについての誤った情報がある
⇒〇〇kg痩せた、といったことをアピールしている人がいても、その人が行った方法は必ずしも心身に良かったといえません。体質や心の状態は十人十色です。情報を吟味せずに鵜呑みのすることは危険です。

SNSは諸刃の剣

上に述べたように、SNS摂食障害に対してメリットもデメリットもあります。これは摂食障害に限らず、すべてのことに共通します。しかし、摂食障害を始めとした、心が不安定な状態にある人は、無自覚のうちで危険な利用をしてしまったり、自分にダメージを受けるような使い方をしてしまう可能性が高いので、SNSの使いすぎには注意しましょう。適度に、適切に利用しましょう。病気の克服に最も大切なことは、自分自身の心の声を聞き、自分自身の身体に向き合うことだと思います。