がんばる女子大学生のブログ

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摂食障害体験記 15 〜通院終了〜

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こんにちは、るん(仮)です。
今回は、私が摂食障害(拒食症)として精神科に入院して治療を行い、退院した後の通院についてお話します。

通院終了

退院後は、「摂食障害体験記14」にも書きましたが、月に一度程度、病院に行っていました。体重測定と採血、面談(カウンセリング?)のためです。しかし、その通院もやがて終了することになりました。詳しく覚えていませんが、約一年間続きました。最初は月に一度でしたが、徐々に二ヶ月に一度、三ヶ月に一度という様に頻度が減少していきました。

この通院の終了は、担当医の不本意のものであったと思います。というのも、担当医が勤務地の移動をしなければなくなり、その結果、私の通院もなくなることになったからです。もし移動がなければ、おそらく高校卒業するまで、あと一年くらいは続いたのではないかと思います。しかし、私にとっては、通院が好きではなかったので、思いがけない幸運でした。

担当医、病院との別れ

最後の通院の日も、いつもの通院と変わりませんでした。母と私で行き、面談をしました。これからも体重を維持するんだよ、といった話合いのあと、病院をあとにしました。最後の最後でも、私の頑固さというか、意地というか、担当医が嫌いという頑なな気持ちから、担当医に向かって今までありがとうございました、と言うことができませんでした。入院していた精神科病棟にも、お世話になった看護師の方に挨拶しようかと思ったこともありましたが、結局それもできませんでした。今思えば、なんて頑固だったんだろう自分は、と思います。

終わりに

私の摂食障害体験記は、この15回をもって一旦終了したいと思います。今後、今悩んでいる過食について書くかもしれませんが、この摂食障害体験記の続きという形で書くかはわかりません。いずれにせよ、私の拒食症をもとにした時間を追って書いていく摂食障害体験記は終了します。

この摂食障害体験記は、摂食障害についての理解を広めてもらうこと、摂食障害に苦しんでいる方へ寄り添うこと、そして自分の体験を自分のために整理し、残しておきたいということで書き始めたものでした。摂食障害は拒食と過食の無限ループに陥ってしまったり、普通の食事がわからなくなってしまったりと、完治は難しいと今感じているところではありますが、快方に向かって努力する人を応援していますし、自分自身も治したいと思っています。ありがとうございました。